英語の解き方や勉強法、参考書や問題集の紹介(第2回)「SVとSVO、自動詞と他動詞」

皆さんこんにちは。七隈国英塾の杉久保です。

今回は「SVとSVO、自動詞と他動詞」を解説して聞きます。

自動詞と他動詞の区別が分かると、「関係代名詞関係副詞の違い」や「前置詞+関係代名詞」が理解できるようになります。「文が完成してない」か「完成している」かを判断するのに自動詞、他動詞は欠かせません。

それでは、七隈国英塾の作法にのっとり今回の内容をは3行でまとめます。

①まず5文型から始めよう
②第1文型SVと自動詞
③第3文型SVOと他動詞

★現代文、古文、英語の勉強法をまとめた記事はこちら★
国語、英語の読み方、解き方、勉強法や参考書、問題集の紹介

前回:第1回「単語、文法、長文、英作文の勉強のやり方」
次回:第3回「SVC、be動詞と補語」

1.まず5文型からはじめよう

5文型の基本例文

文型例文
第Ⅰ文型 S V
(SはVする)
(be動詞=存在する)
I go to school.
I swim in the sea.
There is a pen.
第Ⅱ文型 S V C
(S=C)
(be動詞=~である)
(受動態)
She is Hanako.
She is beautiful.
She is interested in the book.
第Ⅲ文型 S V O
(SはOをVする)
I play tennis.
She sees the sea.
He teaches English to me.
第Ⅳ文型 S V O O
(S V 人 物)
(Sは人に物をVする)
He gives me a book.
I will make you some coffee.
She asked me the way to the school.
第Ⅴ文型 S V O C
①(O=C)
②(O C → S V)
(SはOがCであるようにVする)
( SはOがCするようにVする)
They named their baby Jenny.
I want you to play tennis.
I make you play tennis.
She asked me not to play tennis.
I think it difficult for her to play tennis.
I see her interested in the book.
5文型の特徴と基礎例文

5文型と代表的な例文を、できるだけ分かりやすく並べてみました。ここに並べている全ての例文を、文法的に説明できる人は少ないはずです。

ここにある例文を全てを文法的に理解できるようになるのが目的です。

基礎的なことから少しずつ解説していきますので大丈夫です。

必ずできるようになります。

文は主語Sと動詞Vで作られる

Sは主語(~は
Vは動詞(~する)

SとVがあれば文になります。SVがあることを英語ではと言います(例:名詞節、副詞節)

5文型(SVSVC、SVO、SVOO,SVOC)にはすべてSVがありますよね。

ちなみに、
S主語は、名詞(「私」「本」「花子」)です。
V動詞は、もちろん動詞(~する)です。

目的語Oは動詞の対象を表す

Oは目的語(~を)です。

例文
I love you . 私は あなたを 好きです。
You love me . あなたは 私を 好きです。

①のyou②のme目的語になります。(②のYouは主語です)

もっと詳しく言うと、

①の I はこの文の主語で、動詞(好き)の主体を表します。①の you目的語で、動詞(好き)の対象(ターゲット)を表します。
②の You はこの文の主語で、動詞(好き)の主体を表します。②の me目的語で、動詞(好き)の対象(ターゲット)を表します。

このように、

O=目的語(~を)とは動詞の対象(ターゲット)を表すのです。

自動詞と他動詞

動詞には2つの種類があります。

自動詞他動詞です。

一般動詞とbe動詞の区別はとりあえず今は忘れてください(ちなみにbe動詞は自動詞です)。

自動詞 目的語を取らない。
他動詞 目的語を取る。

という違いがあります。

①SV
②SVC
自動詞 後ろにO目的語を取らない。
③SV
④SV
⑤SV
他動詞 後ろにO目的語をとる
自動詞と他動詞

次の章で第1文型(自動詞を使う)と第3文型(他動詞を使う)で自動詞と他動詞の違いを具体的に説明をしていきます。

今は、O目的語(~を)の意味と、自動詞と他動詞の意味を押さえるだけでいいです。

この章のまとめ
Sは主語でVは動詞。SVで文になる。
・Oは目的語。動詞の対象になる。
・SとOは名詞で、Vは動詞である。
動詞には目的語を取らない自動詞と、目的語を取る他動詞がある。

2.第1文型SVと自動詞。

第1文型SVの基本例文

第1文型はSVです。

後ろにO(目的語)をとらないので、第1文型の動詞は自動詞です。

第1文型の例文日本語訳
I go to school.
I swim in the pool
I jump into the water.
私は学校に行きます。
私はプールで泳ぎます。
私は水に飛び込みます。
第1文型の例文

SVの後にO目的語(~を)が来ていません。

行く、泳ぐ、飛び込む、などの動詞は目的語(~を)取りません。

私が行く、私が泳ぐ、私が飛び込む、という形になるので、O目的語(~を)取らないのです。

SV+前置詞+名詞=副詞(時、場所を表す)

第1文型SVは目的語Oを取りませんが、そのかわり、to , in , into,などが後ろについてます。これらを前置詞といいます。

名詞の前に置くから前置詞なのです。

そして、

前置詞+名詞=副詞

と今から覚えましょう。

副詞につては、第5回「副詞、前置詞+名詞」で詳しくやります。

副詞は文の重要な要素にならない

ということだけ覚えとけば大丈夫です。

前置詞+名詞=副詞で、場所などを表します。

場所
at(点を表す)
I arrive at the station.
私は駅につきます。
at(時間、分、秒を表す)
I get up at eight.
私は8時に起きます。
on(接地を表す)
There is a boat on the lake.
湖(の上に)にボートがあります。
on (日、週を表す)
I swim on Sunday.
私は日曜日に泳ぎます。
in(中を表す)
I swim in the pool.
私はプール(の中で)泳ぎます。
in(月、季節、年、朝、晩を表す)
I swim in summer.
私は夏に泳ぎます。
to(志向を表す)
I go to school.
私は学校に(向かって)行きます。
into(中への志向を表す)
I jump into the water.
私は水に(の中に向かって)飛び込みます。
off(非接地を表す)
I turn off the lights.
私は電気を消します
前置詞+名詞=副詞

第1文型は

SV+前置詞+名詞

の形になり、第1文型のVは自動詞なのです。

第1文型のbe動詞の意味は「存在する」

第1文型のbe動詞について説明します。

第1文型のbe動詞の意味は「存在する」という意味です。

第2文型のbe動詞の意味は「~である」という意味です。

どちらの文型でもbe動詞は自動詞です。

第2文型の詳しい説明は、第3回「SVC、be動詞と補語」でやる予定です。

★第2文型SVCをまとめた記事はこちら★
英語 第3回「SVC、be動詞と補語」

今回は第1文型の例文を取り上げます。

I am in the pool.

この文は「私はプールにいます(存在しています)という意味になります。

SV+前置詞+名詞の第1文型ですね。

There is a pen.

この文は「ペンがそこにあります(存在しています)という意味です。

この文のS主語はペンで、there(そこに 場所を表す副詞)と位置がひっくり返っています。

このようなことを倒置(とうち)といいます。

There is 構文とか、Here is 構文といわれるものは、第1文型の倒置の構文であり、be動詞は「存在する」という意味なのです。

この章をまとめ
・第1文型SVの動詞は自動詞なので、目的語を取らない。
・前置詞+名詞=副詞。副詞は場所や時などを表す。
・第1文型はSV+前置詞+名詞の形になる。
・第1文型のbe動詞は「存在する」という意味になる。
・There is 構文とHere is 構文は第1文型の倒置の構文である。

3.第3文型SVOと他動詞。

自動詞と他動詞のイメージ

図1

① He lies on the floor. 彼は床に倒れる
② He lays the pole. 彼はその棒を倒す

図1を見て下さい。

これが自動詞他動詞のイメージの違いです。

①の文の動詞は「倒れる」自動詞です。SV+(前置詞+名詞=副詞)となっているので、第1文型SVの文章ですね。

②の文の動詞は「~を倒す」他動詞で、目的語(~を 動詞の対象)を取ります。
SVOとなっているので、第3文型SVOの文章です。

自動詞 lie と他動詞 lay

自動詞「lie 倒れる」と他動詞「lay ~を倒す」は不規則変化します。

lie lay lain lying 自動詞「倒れる」(不規則変化)
lay laid laid laying 他動詞「~を倒す」(不規則変化)
lie lied lied lying 自動詞「嘘をつく」(規則変化)

中学2年生から動詞の不規則変化を習いますし、

高校生は規則変化の自動詞「lie 嘘をつく」も重要です。今覚えましょう。

問題を解くときは時制(現在、過去、未来)3単現(3人称単数現在 He, She, It)に気をつけましょう。

主格と目的格、3人称について

まずは必ずこれを覚えましょう。

主格(~は)所有格(~の)目的格(~を)所有代名詞(~のもの)
1人称単数
Imymemine
2人称単数
あなた
Youyouryouyours
3人称単数

彼女
それ


he
she

it

his
her
its

him
her
it


his
hers

1人称複数
私たち
Weourusours
2人称複数
あなたたち
Youyouryouyours
3人称複数
彼ら
それら
Theytheirthemtheirs
表1.格変化

1章の復習をします

① I love you . 私は あなたを 好きです。
② You love me . あなたは 私を 好きです。

SVOの第三文型ですね。

表1の使い方は、
S主語(~は)で使う場合は、左から1番目のものを使い、
O目的語(~を)で使う場合は、左から3番目のものを使います。

例えば、
He loves her. 彼は彼女を好きです。(her は左から3番目の目的格)
She loves him. 彼女は彼を好きです。(him は左から3番目の目的格)
となります。

次に、3単現(3人称単数現在)について説明します。
(中学1年生の単元なのでわかる人は飛ばしてください)。

図2、1人称単数、2人称単数、3人称単数

図2を見て下さい。

「私」は私1人でいいので「1人称」と呼ばれます。
「あなた」は私とあなたの2人が必要なので「2人称」と呼ばれます。
「彼、彼女、それ」は私とあなたともう1人目が必要なので「3人称」と呼ばれます。

たとえば、「ちょっとそれ取ってくれる?」という場合、私とあなたとそれ3人(それは人ではないですが人と見なしましょう)が必要になります。

また、現代文の指示語「それ」作者読者文中に書かれたことの3人が必要になるのです。

3単元のsは動詞に、複数形のsは名詞につける

これも中学1年生の単元です(わかる人は飛ばしましょう)。

He, She, It の3人称単数が、S主語(~は)で現在形の文の時、

V動詞に3単現のsを付けます。

例えば、
He plays tennis today. 彼は今日テニスをします。(3人称単数現在)
She plays tennis today. 彼女は今日テニスをします。(3人称単数現在)
I play tennis today. 私は今日テニスをします。(1人称単数現在)
I play tennis today. あなたは今日テニスをします。(2人称単数現在)

ちなみに名詞の複数形のsとは違います。

This is a pen. これは(1つの)ペンです。
These are pens. これらは(いくつかの)ペンです。

中学生がよく混同しています。

3単現のsは、V動詞にsをつけます。

複数形のsは、名詞にsをつけます。

動詞は(~する 「倒れる」「~を倒す」「~を好き」)で、名詞(「本」「鉛筆」「本」など)です。

図3複数人称

「私たち」We は1人称複数です。
「あなたたち」 You は2人称複数です。2人称単数と全く同じ変化をするので、長文を読むときに取り違えないようにしましょう。
「彼ら」 They は3人称複数です。

Theyは3人称ですが単数ではないので

3単現のsをつけないようにしましょう。

They play tennis today. 彼らは今日テニスをします。(3人称複数現在)
He plays tennis today. 彼は今日テニスをします。(3人称単数現在)
She plays tennis today. 彼女は今日テニスをします。(3人称単数現在)

参考書の紹介

これでわかる英文法 中学1~3年(文英堂)
高校 これでわかる英文法(文英堂)

中学3年生から高校生はこれで大丈夫です。

とても分かりやすいので、分からない所を自分で学習するのに最適です

中学生1年、2年、3年生用の学年別の本もありますので、中学1~2年生はそこから始めると良いと思います。

この章をまとめ
第3文型SVOの動詞は他動詞なので、O目的語を取る。
・S主語は主格(左から1番目)、O目的語は目的格(左から3番目)を使おう。
・3単現(3人称単数現在)のsは、V動詞にsをつける。
・複数形のsは、名詞にsをつける。

★現代文、古文、英語の勉強法をまとめた記事はこちら★
国語、英語の読み方、解き方、勉強法や参考書、問題集の紹介

前回:第1回「単語、文法、長文、英作文の勉強のやり方」
次回:第3回「SVC、be動詞と補語」

以上で,第2回「SVとSVO、自動詞と他動詞」は終わりです。

ご精読ありがとうございました。

第3回は「SVC、be動詞と補語」にする予定です。

よろしければ、次回も読んでいただけるとありがたいです。

お問い合わせフォームはこちら
七隈国英塾のトップページはこちら